楽しいアクリル画 更新 2020.1.14 楽しいアクリル画このサイトでは、初心者の方向けに簡単に
楽しめるアクリル画の画材と描き方を解説しています。
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「絵を描く事」 秋野あかね ![]() 「絵を描く事」 2018.11.19 「絵を描くという事は。人間の根源的欲求である」 そのように、言われてみれば確かに人間は、洞窟壁画の 時代から理由は兎も角として延々と絵を描いてきた。 子供に、紙と鉛筆をわたせば、何かしら絵を描いて楽しんでいるし。 昔は、写真などなかったので、何かを記録しようとすれば 絵を描くしかなかったのだ。 最初は、単なる記録としての目的しか持たなかったとしても。 人間が、こんなにも表現的可能性を持った絵を、記録としての 目的にとどめておくわけが無かった。 印刷技術が発達すると、必然的に広告媒体として利用する ようになる。 すると専門的に絵を描くイラストレーターが必要になってくる。 記録係としてスタートした画家が、創作表現者としての 画家になり、イラストレーターになっていった。 現代では、写真や動画を手軽に楽しむことが出来るが。 それは人間が、記録として絵を描いた行為が、 写真や動画に置き換わっただけなのである。 だから、その行為は、「絵を描く事」の延長線上の事であり 根源的に深く結びついているのである。 ![]() |
「構図を楽しむ」 秋野あかね ![]() 貴方は、写真や動画を撮る際に構図を意識しているでしょうか? 現代では、それらがあまりにも簡単な気軽な行為に成ったために その被写体の優劣ばかりに意識が偏重してはいないでしょうか。 まだフィルムを使用していた時代には、フイルムが高価だつたために 例え1枚写真を撮るのにも慎重に構図を意識して撮ったりしたものでした。 もちろん、被写体が良ければ、誰がとっても良く撮れるという事も有り ますが、構図を意識する事によって他の人とは一味違ったものが撮れる という事もまた確かな事なのです。 ここまでの話で、なんだ絵の話ではないのかと思われるかもしれませんが これは、絵の場合でも全く同じ事として応用できるのです。 今は、圧倒的に写真や動画を撮る機会の方が多いのですから、 構図を意識し工夫した画面作りは写真や動画ばかりでなく絵の方にも 生かして楽しんでみましょう。 では、構図を意識するとはどのような事なのかと言いますと。 例えば、上の写真と下の写真を観てください。 下の写真は上の写真と比べると、何を撮りたいのかの対象が絞り込まれていて ハッキリとしていますよね。それに比べて上の写真は、空を撮りたいのか、 花を撮りたいのか少し曖昧な感じを受けます。 ![]() 次に、下の写真を観ていただくと良くわかると思うのですが、1番上の写真と、 2番目の写真と比べても、さらに下の写真の方が明らかに構図を意識して工夫を して撮っていることが分かりますよね。 下の写真だと空の空間も生かされているし、花も空との対比で素晴らしく 引き立ってどちらの良さも生かされていますね。 ![]() 構図を意識するとは、こういう事なのです。 製作者が、構図を意識して工夫するかしないかによって素晴らしい画面にも 凡庸な画面にも成ってしまうのです。 これは、絵を描く場合にも全く当てはまってしまう事ですから、絵を描く前には あれこれと、どの様な画面作りをするのかを考えることも 絵を描く事の楽しさだと思います。 (しかし、これは1枚写真や1枚絵の場合であって、 動画の場合は、あまり凝った画面ばかり長い時間見せられると観ている 方が疲れてしまう事も有るのでポイント、ポイントなどにのような工夫が 必要だと思います) 「構図を楽しむ」2018.12.19 |
「抽象画を楽しむ」 秋野あかね ![]() 「抽象画を楽しむ」2018.11.26 「抽象画は、分からない」と思っている方は以外に多いのでは ないでしょうか。じつは、私も、そうだったのです。 抽象画は分からないからと言って、パスしてしまったのでは、 せっかく絵を描いたり観たりする楽しみを、狭めてしまう事に なってしまうので、とてももったいない事ですよね。 そこで、抽象画の観方について私なりに考えて みましたので皆様にご紹介したいと思います。 まず、私の考えでは。 抽象画は、分からなくてよいという事です。分からない抽象画を、 分かろうとするから分からないのだいう事なのです。 例えば。 風景画を観た時に、人間の頭の中には様々な風景が画像として ストックされており、それらの風景と画を比べて 「美しい、綺麗、凄い」とか、その画を容易に判断する ことが出来ます。 しかし、抽象画は違います。 抽象画は、何が描いてあるのかが分からないので多くの人は 判断のしようがないのです。 要するに、抽象画の分からない人は、具象画の判断基準で 抽象画を観てしまっているために判断が出来ないのです。 ですから、ある意味その分からないという答えが正解の 答えとも言えるのではないでしょうか。 では、抽象画はどのように判断したならば良いのか。 それは、私は感じることだと思います。 抽象画は、感じるものだと私は思うのです。 私は、抽象画の画家は、鑑賞者に対して何を思い何を感じたか、 という事を問いかけているのだと思います。 最後に、抽象画の画家についてですが、抽象画家は、 何かわからないものをデタラメに描いていると思う方もいる かも知れませんが。 抽象画家は、けしてデタラメに絵画を制作しているわけでは ないのです。 その画家なりに、それぞれの理論や法則が存在するのです。 その理論や、法則を突き詰めていくことによって 抽象画は初めて芸術に成りえるのです。 ![]() 「抽象画を楽しむ」(2018.12.5 加筆、修正 12018.12.16修正、加筆) |
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2011.6.12作成
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アトリエ夏夢色