アクリル


日本を愛したゴッホ」

ゴッホの暮らした19世紀後半のヨーロッパ、フランスは、ジャポニズムの時代であり、

多くの画家や作家に日本美術が大きな影響を与えていた時代でした。



ゴッホ作 「タンギー爺さん

ゴッホは、画商の仕事や恋愛や伝道師に成ることに挫折した事により、

画家を目指しました。

画家になる決心をした兄のために弟のテオは兄への援助を惜しみませんでした。

それにこたえるようにゴッホも絵画の制作に励みました。

しかし、ゴッホの生前に売れた絵はたった一枚の絵であり、

なかなか認められる事はありませんでした。

ゴッホが人に与えた絵も酷く粗末に扱われ、鳥小屋の修繕に使われていたのは有名な話です。

テオもゴッホも多くの日本の浮世絵をコレクションしていました。

特に画家であったゴッホは、日本の浮世絵に心酔し自分で浮世絵の模写も行なっており、

弟テオへの手紙の中にもたびたび日本への想いを綴っているほどでした。


「ゴッホが模写した浮世絵」



 

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